《キトゥルハニーとは》
スリランカで古くから使われている「天然甘味料」です。原材料は高原地帯にしかできない孔雀ヤシ(上図)の花蜜。木登り職人が10mほどの孔雀ヤシに登り、花房にツボをはめて時間をかけて花蜜を採取していきます。採取された花蜜をじっくり煮詰める事で、より濃いシロップ「キトゥルハニー」に仕上がっていきます。
《効果・効能》
・血糖値の上がりにくい「低GI食品」
・ビーガンの方も食べられる
・イノシトール含有
・脂肪の流れをコントロール
・肥満や動脈硬化の予防
・抜け毛や湿疹にも良い
・アンチエイジングに最適
《食べ方》
・プレーンヨーグルトにかける(オススメ!)
・パンに塗る
・醤油と混ぜてサラダドレッシング
・キウイなど酸っぱい果物にかける
・スリランカのプリン『ワタラッパン』
・紅茶やコーヒーに入れて
・砂糖の代わりに調味料としても
スリランカでは“カード”と呼ばれる水牛のヨーグルトにかけたり、紅茶に入れて食されています。
後味にほんのり黒糖風味があるため、割と日本食に合わせやすく、醤油と混ぜてサラダのドレッシングにしたり、砂糖の代わりに煮込み料理などの隠し味として使うと相性が良くとても美味しくお召し上がり頂けます。また、お餅や酸味の強いキウイフルーツなどに直接かけても食材本来の旨味が消えないので、意外と相性がいいです。
今、人気の低GI食品とは
そもそも「GI値って何?」という疑問を抱いている方もいるでしょう。GI値とは食品に含まれる糖質の吸収度合いを示し、食後2時間までに血液中の糖濃度を測ったものです。数字が小さいほど血糖値の上昇は緩やかですが、食事・甘いデザートの摂り過ぎでGI値が高い場合は血糖値が急激に上昇します。上昇すると血糖値を下げるホルモン・インスリンがすい臓から過剰に分泌されて、余分なエネルギーや体脂肪を蓄積しやすくなります。それによって、生活習慣病や肥満を引き起こす可能性が高いため、食品や甘味料を選ぶ際にGI値を意識する人も多いのです。キトゥルハニーはGI値55以下の低GI食品に分類されます。
天然甘味料を使用するメリット
「甘いものを食べたいけれど我慢しなきゃ…」「オーガニックの商品を試したい」と考えている方の味方です。
甘味料には数多くの種類があり、甘みの強さやカロリーの有無、価格などにも違いがあります。特に天然甘味料は、砂糖の代わりに料理やデザート、飲料に用いることで血糖値の急激な上昇を抑制してくれるため、「糖質制限に取り組みたい人」「ダイエットを意識している人」から着目されています。私たちの健康的な体づくりをサポートしてくれる存在ですので、毎日の食生活に上手に摂り入れることが大切です。
人間の体に必要な栄養素“イノシトール”
「キトゥルハニー」は、ビタミンB群の1つイノシトールを含有しています。イノシトールはビタミン類の栄養素で、オレンジやメロン、桃といったフルーツをはじめ、豆類・さつまいも・トマトなどの野菜類に含まれます。身近な食品で手軽に摂取しやすいため、食生活で積極的に摂り入れることをおすすめします。「キトゥルハニー」は、栄養豊かで世界が注目する貴重な天然の甘味料です。
●イノシトールのメリット
◇動脈硬化や脂肪肝の予防に
ビタミンB群の仲間であるイノシトールには、コレステロールや脂肪の流れを良くするよう整える働きが期待できます。イノシトールの摂取で、血管にコレステロールが溜まって起こる動脈硬化の予防に役立つため、脂肪分を多く含む食事を好む方や、お酒を飲む量が多い方にとって心強い味方です。
◇健康的な髪質を維持したいとき
イノシトールは、神経の伝達・脳の活動にも関係する成分で、神経細胞に栄養を届ける働きを担っています。神経細胞が正常に働くことで頭皮の健康状態が維持され、抜け毛や湿疹といった頭髪トラブルの予防はもちろん、改善にも導いてくれます。
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